2019年6月14日にGoogleのコアアルゴリズムアップデートが行われました。
- ブログやアフィリエイト実践者が受けた影響は?
- 今後のSEO対策は何をすればいい?
このあたりを本記事でまとめていきます。
結論から言って、ブログ初心者が稼ぎやすくなったかなと思うのが今回のアップデート。
実際に僕自身が受けた影響などもまとめていますので参考にどうぞ。
2019年3月のアップデートほどの大損害は起きていない
2019年3月12日にもGoogleのコアアルゴリズムアップデートがありました。
これはアフィリエイト業界でもかなり激震の走るようなアップデートで、実際かなりの方が影響を受けたとされます。
僕自身、大損害はくらっていないものの、いくつかのサイトでは順位下落、いくつかのサイトでは順位上昇と影響自体は受けました。
で、結論からいって、今回のアップデートはその時ほどの影響は全体として起きていないと見られます。
3月で落ちたサイトに対する救済措置
今回のアップデートは、
『3月で落とし過ぎたサイトの救済措置なんじゃないか?』
っていう風にも言われていたりするみたいですね。
健康系のジャンルでサイトを運営していたという人が順位を戻したという声も実際あります。
健康系が若干戻った
・新規ドメイン
・自演リンク無し
・ナチュラルリンクあり商標サイトは落ちてる
・中古ドメイン
・被リンクあり
・サイト設計全然ダメレベル— しゅん@webマーケッター元店長 (@syun_liberty) 2019年6月5日
影響を受けている人も多い
一方で、
- 3月のアップデートで影響を受けたサイトがさらに3割アクセス減
- 3月の変動で上がったサイトが落ちて戻った
- アクセス数が7割減した
- 日本語ドメインの商標サイトは落ちた
といったように大幅に影響を受けた人もいました。
信頼性が必要なサイトの順位が大きく変動
全体としては、
- サプリメント
- 脱毛
- 化粧品
- 育毛
- ファッション系
- 金融
このあたりのジャンルの順位が大幅に変動したとされています。
これはSEO業者が調査を行った数字としたデータに基づいています。
コアアルゴリズムアップデートで順位が上がったサイト
2019年6月4日のGoogleコアアルゴリズムアップデートで順位が上がったサイトに関しては、少し抽象的ですが
- 更新頻度が低くても質の高い記事が多いサイト
- ドメイン運用歴の長いサイト
これらが上がったという声が多いです。
実際、僕も中古ドメインで運用しているサイトがいくつかあるんですが、たしかに順位は上昇したかなと。
ただドメインの運用歴については、1年以上あればさほど大差はないかなと思ってます。
SEOアップデートで僕が受けた影響
で、今回のSEOアップデートを受けて、僕が受けた影響はというと・・・
2019/6/4 Googleコアアルゴリズムアップデート
こちらほぼ無風状態です。
むしろメインサイトのアクセス数は微増って感じ。ツイッター見てると結構影響受けてる人いるみたいね pic.twitter.com/S6IRfpjm6L
— くろかみ【副業支援/ブログ屋】 (@kurokami3san) 2019年6月4日
2019/6/4 Googleコアアルゴリズムアップデート
こちらほぼ無風状態です。
むしろメインサイトのアクセス数は微増って感じ。
ツイッター見てると結構影響受けてる人いるみたいね
ツイッターでもこう書きましたが、ほぼほぼ影響は受けていないですね。
良くも悪くも・・・笑
前回3月のアップデートで下がったサイトがグイーンと上がったという事もないですし、逆に前回のアップデートで上がったサイトが下がったという事もないです。
ただ今回のアップデートの影響かは微妙なところですが、実は 1つのサイトが物凄い勢いでアクセス数を伸ばしています。
アップデートが起きたのが6月6日で、アクセス数が伸び始めているのが6月6日なので、少なからず良い方向に影響はあったのは間違いないと思います。
あとはトレンド的な要素の強いサイトなので、そういった部分も影響しての伸びですね。
いずれにしても今回のアップデートは僕にとっては、わりと美味しいアップデートだったかなという結果です。
ブログ初心者が今後、稼いでいくために必要な対策
わりと最近はアフィリエイトやSEO業界に逆風が吹いているといわれていますが、むしろこれからブログを始める人とか初心者にとってはチャンスなんじゃないかなと僕は思ってます。
というのも、これまで上位にはびこっていた層がかなり淘汰されているんですよね。
これをチャンスと思えないようだとブログで成功するのは難しいと思います。
ただこれから稼いでいくために、ブログ運営する上で意識しなければならないことがあるとも同時に思っています。
それについて書いていきますね。
ブラックハットSEOは長続きしないので無駄
最近ではブラックハットSEOは一掃して淘汰されていますよね。
ブラックハットSEOというのは、たとえば被リンクを自演で自分のサイトに送りまくってGoogleからの評価を上げてアクセス数をとるみたいな手法です。
ブラックってことで、ようはGoogleの弱点をつくような、ガイドラインやポリシーに違反した手法ってことですね。
昔はこの手法でバンバン稼いでいた人が多かったですが、今では見る影もありません。
昨今のアップデートの影響を大きく受けているのは、特にこれらのブラック手法を使っている人が多いように見受けられます。
これからはどんどんGoogleの弱点が見つかりにくくなっていますし、また仮に何かしら見つけたとしても、アップデートのたびに飛ばされるリスクが高いので、一時的に稼げたとしても長続きしません。
なので、これからブログを運営する方はブラックな手法に目を向ける時間を、良いコンテンツを作り上げることに使った方が圧倒的にコスパは良いと思います。
要はGoogleのアルゴリズムだけを追いかけるのではなく、ユーザーファーストになろうってこと。
結局こんなシンプルなことが、長く稼ぎ続けていくために必要なことだと僕は考えてます。
YMYL(Your Money, Your Life)のジャンルは極力避ける
あと、テクニック的な部分で言えば、
YMYL(Your Money, Your Life)のジャンル
は極力避けた方がアップデートの影響は
もちろん専門家とか、凄い知識があるのであれば別ですが。
YMYLっていうのは、
「あなたのお金に影響するもの」と「あなたの幸福、健康、安全性に影響するもの」
これらが直訳の意味になります。
要は
人の人生やお金に影響を与えかねないデリケートな分野全般
を指します。
例えば、
- キャッシング
- 健康
- 病気
- サプリ
- ・・・
こんなジャンルですね。
この辺はアフィリエイト報酬が高いので参入したくなる人も多いんですが、専門的な知識を持ち合わせていないのに、安易にアフィリエイト報酬額だけにつられて参入するのは賢くないと思います。
そうなると、一番安定なのはやっぱGoogleアドセンスとかクリック報酬型広告かなとも思いますね。
突然案件が終了することもないですし、単価の変動幅も低いので安定性は高いです。
それか上級者なら、自分のコンテンツを販売するのもありですね。
E-A-Tを意識して記事とサイトを作る
近年はGoogleがガイドラインでも掲げている通り、E-A-Tというのが重要視されています。
E-A-Tっていうのは、
- Expertise(専門性があること)
- Authoritativeness (権威があること)
- TrustWorthiness (信頼できること)
この3つ。
この3つはこれからサイト運営で戦っているためには切っても切り離せないものになりますね。
具体的には、
- だれが書いたのか
- いつ書かれたのか
- 1次情報か2次情報か
- 情報の根拠はなにか
- グーグルのガイドラインに従っているか
このあたりを意識して記事をつくっていくということです。
今後もまたアップデートは起きていくことになるわけですが、そのたびにこれらが意識されているサイトは良い方向に影響を受ける可能性が高いです。
なので、長い目でみて稼ぐために、このあたりは絶対意識する必要はあります。
さらに深掘りした実際に行うべき施策等については、メルマガなどクローズドなところでお話ししていますので、興味がある方は下のバナーから待ってます。