今回はYouTubeやニコニコ動画などで活躍する人気ゲーム実況者
- 最初の挨拶
- 動画投稿頻度
- プレイしているゲーム
- 声が良いか
などファンがいる所以たる共通点を探っていく。
人気のゲーム実況者になりたい後発組のYouTuberさんたちは、ぜひ参考にしてみてほしい。
人気ゲーム実況者になるには?
ゲーム実況をしている人にとって、
ゲーム実況だけで生活ができる人気ゲーム実況者
になることを夢見ている人は多いはず。
ゲームを実況しながら、それで収入が手に入るなんて、ゲーム好きには夢のような話である。
しかもゲーム実況は顔出ししていないくても人気を集めている人も多く、いわゆるイケメン・可愛いYouTuberでなくとも、アイドル並みに人気を集められる可能性がある。(もちろん顔が良ければなおよしだが・・・)
しかし、ゲーム実況といえば、今やレッドオーシャンの世界。
闇雲に動画を投稿するだけでは、ゲーム実況だけで生活することなど到底無理だという事は言わずもがなだろう。
とはいっても、ゲーム実況で飯を食っている人も数多くいるのが事実で、後発組でも急速に人気を伸ばしている人もいることから、人気実況者になることは不可能な話ではない。
まず第一に継続することが大切だと言えるが、最短距離で
- チャンネル登録者を伸ばす
- 再生回数を伸ばす
- ファンを獲得する
ためには、やはり成功者がなぜ成功しているのかを研究することは大いに有意義だろう。
彼ら・彼女らは人気になるべくして人気になっている理由があるのは間違いない。
そこで実際に人気のゲーム実況者を見ていき、なぜ彼らが人気を集めているのか
「動画の投稿頻度」
「最初の挨拶」
「動画の長さ」
「扱っているゲームのジャンル」
など、まずは彼らの共通点を探ってみて、そこから僕なりに分析した結果をまとめていきたいと思う。
鉄板のトップゲーム実況者たち(YouTube・ニコニコ動画)
兄者弟者
チャンネル登録者:237万人
ツイッターフォロワー数:68万7千人
動画初投稿日:2010年12月27日
動画投稿頻度:毎日2~3本
直近動画の平均再生回数:20万
1本当たりの動画の長さ:10分~15分程度
生配信時間:約60分(2日、3日間隔ぐらいの頻度)
最初の挨拶:「どーもみなさん、おはこんばんにちは弟者です。兄者です。おついちでございます。」
(2018年12月6日時点の情報)
メタルギアソリッドのスネークのような渋い声が圧倒的人気を誇る弟者さん。口調は優しい感じで、「こんばんは~、いらっしゃい、~かな?~やっていこう」などタメ語。ゲームはFPS・ホラー・アクション・TPSなどが多い。
ポッキー/PockySweets
チャンネル登録者:230万人
ツイッターフォロワー数:62万4千人
動画初投稿日:2013年10月11日
動画投稿頻度:毎日1本
直近動画の平均再生回数:20万~40万
1本当たりの動画の長さ:10分~20分程度
生配信時間:約60~120分(週1ぐらい?)
最初の挨拶:「どーもみなさん、こんばんは・・・ポッキーです。」
(2018年12月6日時点の情報)
実写動画も出しており、ゲーム実況者の中でもアイドル的人気を誇るポッキーさん。口調はTHE好青年で、「今回は面白そうなゲームがあったのでやっていこうと思います。」など敬語ベースだが、ゲームへの反応はタメ語。ゲームはシリーズで行うこともあるが、毎回気になるゲームを紹介するなどすることもある。名前にPockySweetsと外人受けを狙っているからか?
赤髮のとものゲーム実況チャンネル!!
チャンネル登録者:180万人
ツイッターフォロワー数:73万2千人
動画初投稿日:2009年12月28日
動画投稿頻度:毎日1本(実写動画を別チャンネルで投稿している)
直近動画の平均再生回数:20万~40万
1本当たりの動画の長さ:10分~15分程度
生配信時間:直近では見つからず
最初の挨拶:「みなさん、こんにちは、こんばんは、赤髪のともです。」
(2018年12月6日時点の情報)
こちらも実写動画も出しており、ゲーム実況者の中でもアイドル的人気を誇る赤髪のともさん。歌動画も出している。中性的な声で、丁寧な言葉遣いだが、たまにタメ語っぽくなる。ゲーム実況中はタメ語。わりと別実況者を交えて、わいわい遊んでいる動画が多い。マインクラフト動画の冒頭で3秒程度のハイライトを入れている。編集は凝っているようにみえる。丁寧すぎる対応がファンから評判。
キヨ
チャンネル登録者:174万人
ツイッターフォロワー数:115万3千人
動画初投稿日:2014年3月
動画投稿頻度:毎日1本
直近動画の平均再生回数:30万~50万
1本当たりの動画の長さ:10分~20分程度(たまに40分前後のものもある)
生配信時間:直近では見つからず
最初の挨拶:「うぃーす、どーも、キヨでーす。」(毎回変わる)
(2018年12月6日時点の情報)
フランクな口調で面白い実況が売り(?)のゲーム実況者。元々ニコニコ動画で人気のゲーム実況者で歴は長い。実写動画も出す。ワイワイ系の動画から、スマホゲームまで幅広く実況している。
アブ -abu-
チャンネル登録者:137万人
ツイッターフォロワー数:33万5千人
動画初投稿日:2014年3月
動画投稿頻度:毎日1本
直近動画の平均再生回数:15万
1本当たりの動画の長さ:20分程度(たまに40分前後のものもある)
生配信時間:直近では見つからず
最初の挨拶:「さぁやっていきましょう。」(自己紹介なし)
(2018年12月6日時点の情報)
もともとニコニコ動画で活躍していたゲーム実況者。基本敬語で、はきはきとした丁寧な口調が特徴。(少し前までサラリーマンだったらしいので、その名残が感じられる)「青鬼」シリーズや「ドラえもん のび太のバイオハザード」シリーズなどの、人気フリーゲームの実況を多く投稿している。登録者数に対して、ツイッターのフォロワーが少ないのは、更新頻度が少ないからか?
レトルト
チャンネル登録者:132万人
ツイッターフォロワー数:56万4千人
動画初投稿日:2014年6月
動画投稿頻度:毎日1本
直近動画の平均再生回数:15万~30万
1本当たりの動画の長さ:20分~30分程度(たまに40分前後のものもある)
生配信時間:直近では見つからず
最初の挨拶:「こんちゃっすレトルトと申します。」
(2018年12月6日時点の情報)
こちらももともとニコニコ動画で活躍していたゲーム実況者で、最初は2008年に投稿をスタート。基本敬語で、はきはきとした丁寧な口調。(聞き取りやすい声)サバイバルホラーゲーム、PCフリーゲーム、スマホゲームで見つけた面白いゲームを紹介するスタイルが多い。
人気ゲーム実況者に見られる共通点
- 規則的かつ継続して動画を投稿(最低毎日1本)
- 声が良い(渋い声・はきはき喋っている・聞き取りやすい・イケボ)
- 実況動画中に無音の時間はほとんどない(編集でカット)
- 動画が無駄に長すぎるということはなく、テンポがいい
- キャラ、コンセプトがぶれていない(そうとう面白い話ができる自信がない限り、おふざけ系は批判が来る可能性大。前者の爆発力は凄いが、自信がない人は敬語で視聴者さんは丁寧に扱う)
- 聞いて嫌味がない、押しつけがましくない
上記で紹介したのは、本当にトップ中のトップのゲーム実況者だ。
しかもご覧の通り、みなさんゲーム実況歴は非常に長い。
これに対して、同じ土俵で今から戦っても、勝負するのは難しいのは言わずもがなだ。(たとえば同じ実況スタイル・同じゲームタイトル・同じ切り口では勝負にならない)
あくまでトップの人たちがどういう特徴をもっているのか・・・という部分を参考にする程度にしておくといいだろう。
後発組で伸びているゲーム実況者は?(2018年~)
では、わりと最近、たとえば2018年あたりに実況を開始して、伸びている人はいるのか?
そしてそういった人はどういった人にはどういう共通点がみられるか?
こちらに関しては、1人ずつあげるときりがないので、個人的に色々と調べてみた結果をまとめてみた。
声が爽やか(or 渋くていい声)・聞き取りやすい(イケボ)
テンポが速い・編集で面白くする(突っ込みが鋭い)
最初に動画のハイライト(面白い部分)を入れる
動画の長さは10分~15分ぐらい
古株組がやっていないゲームをやっている or ゲームの腕前が凄い
ざっとこんな感じかな?
動画の長さに関しては、本当に一番最初の始めたての頃は3分とかで良いと思う。
3分にギュッと詰め込んで、それを大量生産する感じ?
何はともあれ、遅い時期から始めて伸びているゲーム実況者は実際にいた。
古株と同じことをしていてはダメだが、何かしら、特化した部分、あなたにしかないオリジナリティの部分が出せれば伸ばせる可能性は十分にある。
この辺は、それぞれ長所は違ってくると思うので、動画を出しつつ反応を探って、反応が良かった動画を見て、何が良かったのかを分析し、それと同じような枠組みの動画をいくつもつくっていくといいだろう。(高評価の数やコメントを参考にする)
以上を踏まえて、あとは継続するのみ。
とりあえず始めなければ、自分にできること、どういう人が集まってくるか、どういう方向性で実況をすればいいのか、トーク力など磨かれるものも磨かれない。
ポイントだけ抑えて、あとは愚直にひたむきに続けるしかない。
ここが一番重要であり、一番難しいところ・・・
なんせ収益が全くない状態でそれを続けるのは鋼のメンタルがいる(笑)
しかし、軌道に乗ってしまえば、楽しくて仕方ない状態になるとも思う。
まずは収益化が可能になるチャンネル登録者1000人以上、総再生時間4000時間以上を目指すといいだろう。
ちなみに基本顔出しなし、トーク力のみで人気者になりあがっている彼らをお手本にすることは実写動画を撮っている人にも有意義だと思うので、ぜひ真似できるところは真似してみてほしい。