ブログは1日何記事書けば月10万円ぐらい収入が稼ぐことができるのか?
と思っている方へ。
結論から言って、ブログの記事数は収益とは関係ないです。
ただ記事数が1つの指標になるのは確かなので、実際に僕自身が何記事で稼げるようになったのか紹介します。
ブログの収益に記事数は関係ない
前提として、ブログの収益に記事数は関係ないです。
というのも、ブログから入ってくる収入(報酬額)=記事数とは比例していないからです。
昔は記事量産SEOとか流行ってましたが、最近のGoogleの検索エンジンは特に記事数はあまり評価しない傾向になってますね。
20記事とか30記事程度で月10万円以上稼ぐようになる人もいれば、200記事、300記事書いても全然稼げない人もいます。
なので、記事数だけにとらわれてブログ運営していくのはナンセンスだといえます。
マネタイズ源や参入するジャンルによっても変わる
さらに言うと、ブログのマネタイズ(収入)源とするものを何にするのかや、参入するジャンルによっても必要なPV数、記事数も変わってきます。
記事数は直接関係ないわけなので「記事数」と書くと語弊があるかもしれませんが、なぜここで「記事数」もいれているのかは後述を見れば分かります
例えば、極端な例ですが、10万円の報酬がてにはいる商材を売れば、1件売れるだけで月10万円達成できますよね?
そうなってくるとPV数というのはほとんどなくても稼ぐことが可能で、それよりもどちらかといえばコピーライティングスキル(商品を売るスキル)の方が重要だといえます。
またGoogleアドセンスなどのクリック報酬型広告をマネタイズにするにしても、参入するジャンルによってクリック単価が何倍にも変わってきたりしますので、必要なPV数も変わります。
このようにブログで稼ぐということにおいて、報酬額を決定するのは様々な要因があるので、「300記事書けば稼げる」みたいに記事数だけにとらわれて運営していくのはよろしくないというわけです。
記事数は稼いだ後の後付け材料
以上のことから、記事数というのは結果論であって、後付け材料なのです。
ネット上では「100記事書けば稼げるようになる」などと教えている人もいたりします。
が、これは稼いだ時に何記事書いていたかを確認したら100記事書いていただけ、ということになります。
人によって、この記事数は変わってくるので、「あ~この人は100記事書いて稼げたんだな」という風に参考までにとらえるのがいいです。
記事数よりもブログ開設からの期間が大事
また実はブログの収益を気にする上では、記事数よりも時間の方が大事だったりします。
というのも、どんなに良質な記事を書いたとしても、Googleに正統に評価されて順位が付くまでにある程度時間がかかるからです。
またドメインごとにドメインパワーというものもあり、新規ドメインだとエイジングフィルターとよばれるものに引っかかって、一時的に検索圏外に飛ばされたりすることもあったりします。
エイジングフィルターとはGoogleが新規ドメインに対して施しているとされるアルゴリズムの1つ
なので、記事数というよりも、ブログを開設し始めてから、記事を投稿し始めてからの期間が重要だという事を頭にインプットしておきましょう。
月10万の収入を稼ぐには1日何記事書けばいい?
ただ、とはいっても、上記で話したのは一般論であって、言うなれば綺麗ごとでもあります。
当然ですが、「記事数は関係ない?じゃあ1記事で稼ぐか」みたいなのは不可能です。笑
ペラサイト量産手法みたいに、被リンクをあてまくってブラックSEOであげようと思えばできなくもないかもしれませんが、最近のGoogleの検索エンジンアルゴリズムはペラサイトが通用しなくなってるのでもう無理かもですね。
やはり稼いでいくには最低限の記事数というのが必要になってきます。
その理由となることについて解説しますね。
ブログの更新頻度もGoogleの評価指標の1つ
Googleの検索アルゴリズムは、ブログの更新頻度というものも1つの評価指標にしているといわれています。
Googleアドセンスの広告審査で、毎日投稿している様子を見せろっていう話があったりしますよね。
ああいったところからも、Googleはサイト自体の更新頻度というものも見ているということが予想されます。
記事を更新した方がGoogleのクローラーが訪れやすくなるので、検索エンジンのSEOの面で優位に働くということですね。
なので、SEOの面を考えるならば、1日1記事というペースで記事を更新していくのが理想的だといえます。
ただある程度の規模までサイトを大きくしたら、体感的にそこまで記事の更新頻度は重要視されていないように感じます。
どちらかというと記事の質の方が重要視されますね。
網羅性の高いコンテンツはGoogleからの評価が高い
またGoogleの検索エンジンは、公式のガイドラインによってE-A-Tを重要視していることを発表しています。
E-A-Tというのは、
- Expertise(専門性があること)
- Authoritativeness (権威があること)
- TrustWorthiness (信頼できること)
この3つのことなのですが、このうちの専門性について。
Googleは専門性の高いコンテンツ、専門サイト(特化型ブログ)というものを評価する傾向にあることが公式で発表されているのです。
じゃあどうすれば専門性の高いコンテンツを作れるのか?
それはその分野におけるテーマを網羅するのが手っ取り早いでしょう。
キュレーションサイトが依然として強い時代にありますが、そこからも網羅性というのが重要視されていることが伺えます。
そうなると網羅しようと思ったら、自ずとそれなりに記事数は必要になってきますよね。
以上のことから、ブログでこれから稼ぐという人は、やはり最低でも1日1記事ペースでコンテンツを作っていくのが望ましいといえます。
初心者はまず100記事書くことを目標にしよう
またブログの記事を書くという事は、上であげたような目に見えたメリット、理由だけでなく、
- 1つの目安・指標になる
- 記事を書くモチベーションになる
というのは間違いないです。
やっぱり何記事書けばいいのかっていうことが具体的にクリアになっていると、記事を書く気というのもおきてきますよね。
そこで参考までに初心者向けに収益があがるようになるまでの記事数の目安を伝えると
100記事
を目安にするといいでしょう。
100記事書くと稼げる場合が多い理由
この100記事というのは、1日1記事書いた時に、3ヶ月程度で達成する記事数なんです。
さきほどブログでは記事数よりも期間の方が大事だと書きましたね。
それで新規ドメインの場合は、まともに稼げるようになるのが3か月程度経過した後だというのが一般論です。
3ヶ月で月収10万稼げると上出来だといわれています。
なので、1日1記事書くのを3か月続けましょうという意味で、100記事というのを1つの指標としておすすめしているというわけです。
ブログ記事を書くにあたっての注意点
ただし、何度も言うように何も考えず闇雲に記事を書いていては、100記事書いたとしても稼げるようになりません。
記事を書くにあたって注意点がありますので、そちらをお伝えします。
記事の質(読み手の需要を満たす)を意識しよう
年々、Googleは検索エンジンのアップデートを行うたびに「記事の質」というものを重要視する時代になってきています。
「記事の質」が何なのかというと、要は読者の需要を満たす記事になっているのかどうかということです。
例えば、風邪をひいてしまって、その治し方が知りたい人に対して、つらつらと風邪の症状の話をしていては「知りたいのはこんな情報じゃないんだよ」ってなりますよね?
読者はピンポイントに風邪を治す方法を知りたいわけです。
なので、この場合は、その風邪を治すには具体的にどのような方法をとればいいのかということを記事で伝える必要があります。
このように読み手(検索している人)が求めている需要というものを最大限満たす形記事を書いていく必要があるわけです。
ライティングのスキルを高めることを常に意識
とはいっても、初心者がいきなり記事の質を求めるのは難しいという現実的な問題もあります。
記事の質を求めすぎて、1記事あたりにかかる時間が膨大なものとなり、結局諦めてブログ更新をやめてしまうというパターンもよくあることです。
なので、最初はとにかく記事を書くことを優先してもいいので、書きながら、ライティングのスキルを高めるということを意識していくようにしましょう。
このキーワードに対して、読者はどういう事をもとめているのか?
ということを常に考えて、分かりやすい文章でブログ記事を書くということを意識してみてください。
キーワード選定をしっかり行う
またやはりブログ記事を書くにあたって、キーワード選定というものが重要になります。
需要のあるテーマだったり、競合がいないところを狙っていかなければ、なかなかアクセスを集めることはできません。
考えてもみれば分かると思いますが、超激戦区のビッグキーワードを狙って記事を書いても、百戦錬磨のトップアフィリエイター相手に初心者の記事が書てるわけありませんよね?
その場合は何かしら別の切り口で狙うか、キーワードをずらすか、あるいはテーマ自体をまるっきり変えるかするかする必要があります。
このキーワード選定もライティングと同じくスキルの1つなので、記事を更新しつつ磨いていってみて下さい。
常にトライアル&エラーの繰り返しです
まとめみたいになりますが、結局のところ、記事を書きながら常にトライアル&エラーを繰り返すということになります。
- このキーワードは競合弱そうだし狙えるかな?
- よしじゃあ書いてみよう
- 結果、上位に表示されない
- 次回はもう少しニッチなところを狙ってみよう
みたいな形で考えた上で狙ってみて、その結果を検証するような形で記事を更新していくのがブログで収入をあげていくにあたって重要になります。
一度軌道に乗れば、戦えるライバルの数も増えて、むしろブログ立ち上げ初期に比べて格段に稼ぎやすくなります。
思考を停止してゴミ記事を量産していては、いくら記事数を入れていっても大きな金額で稼ぐことは難しいので、記事を書きつつ良質な記事を書けるように意識していきましょう。
僕の場合、何記事で稼げるようになったか?
最後に参考までに、僕がブログ初心者だった頃、ブログを開始して何記事ほどで稼げるようになったのかを教えます。
僕の場合ですが・・・
3ヶ月目に月20万円で書いた記事数は200記事
でした。
記事数が多いように見えると思いますが、これには理由があります。
僕が稼げるようになったパターンですが、まさに上記で書いた通りで、最初はとにかく狙えそうだと思ったところの記事を書いていくようにしていました。
とにかくデータを集めたかったんです。
それとともに記事を書くという事にもなれ、ライティング力を磨き、またキーワード選定のスキルも洗練させていきました。
その結果、じつは3ヶ月目はほぼ1日1記事ぐらいしか更新していません。
なので、高頻度で更新していたのは最初だけという事ですね。
それで3か月で月20万円稼ぐことができるようになりました。
ちなみに初心者にしてはこの結果は凄い方だといわれています。
ちなみに、この最初に書いた記事というのはほとんどがゴミ箱行きの記事になっています。笑
この僕のやり方は今でも通用する考え方だと思うので、ブログ初心者は1つの参考にしてみてください。