ブログをこれから始める初心者の方でレンタルサーバー選びに迷っている人はエックスサーバーがおすすめです。
数多くのレンタルサーバーの性能・機能を比較した結果の結論です。
僕自身、wpXからエックスサーバーに移行までしたので、実際に使っていて感じたメリットデメリットを体験談ベースで紹介します。
ブログを始めるにはレンタルサーバーが必要
ブログ（WordPress）を始めるにあたっては、レンタルサーバーというものが必要になります。
という方にも、簡単に説明すると、レンタルサーバーとは、文字通りそのサーバーを貸し出す（レンタル）するサービスのこと。
サイトをインターネット上に公開するにあたっては大きく2つのことをしなければなりません。
それは
- 独自ドメインの取得
- サーバーの契約
この2つです。
レンタルサーバーを契約すれば、その1つを満たせるというわけですね。
レンタルサーバーがあるということは、自社で抱えるいわゆる自社サーバーもあるわけですが、そんなを利用するのは大企業など大きな団体になってきます。
当然ですが、価格は1桁、2桁レベルで変わってきます。
個人が利用する分には、レンタルサーバーで十分すぎますので、これからウェブサイトを運営したい初心者の方は「とりあえずレンタルサーバーを契約すれば良いんだな」ぐらいの認識でOKです。
これまでの僕のレンタルサーバー遍歴
レンタルサーバーは、幾つか候補があげられますが、多くの人が利用しているところをあげると
このあたりになります。
この中から僕が一番最初に選んだのは、wpXレンタルサーバー（wpXクラウド）でした。
wpXレンタルサーバーを選んだ理由
最初にwpXレンタルサーバーを選んだ理由は、
- 月額費用が500円と安かったから（wpXクラウドのグレードA）
- WordPressしか使うつもりがなかったから
- アダルト系のサイトを運営するつもりがなかったから
- エックスサーバーと同じ運営会社でデータ転送量の面で安心感があったから
このあたりが理由です。
wpXサーバーのうちwpXクラウドと契約すれば
- 初期費用：0円
- 月額費用：500円
でサイトを運用することができるようになります。
またアクセス数に応じてグレードを変更することができるので、
適切なグレードを選択していればサーバーダウンする心配も少ないです。
これから始めようという方だと、
- なるべく初期費用は少なく済ませたい
- これからどれだけのアクセスを集めることができるか分からない
という状態かと思いますが、そういった方々のニーズにマッチしているサーバーだといえます。
wpXサーバーを使って分かったメリット
wpXサーバーは今でもいくつかのサイトで使用しています。
実際に使ってみて感じたメリットとしては、
- 集めるアクセス数に対して、柔軟にグレードが変えられる
- 料金も比較的安い
- 管理画面が使いやすい
- SSL化が無料（やり方も簡単）
などの点があげられます。
なぜXサーバーへと移行したのか？
実は僕は現在、Xサーバーの方をメインに使っており、いくつかのサイトはwpXからXサーバーへの移行を行いました。
本サイトもXサーバーを使って運営しています。
wpXクラウドからXサーバーへと移行した手順については以下の記事でまとめていますので興味がある人はご覧ください。
▶wpXクラウドからXサーバーへ移行に失敗しないための注意点【体験談】
結論から言って、その理由は
- 上位表示している（アクセスを集めている）サイトの多くがXサーバーを使用していたから
- エックスアクセラレータなどWEBサイト高速・安定化させる機能を積極的に取り入れていたから
- クレジットカードの自動更新機能を使えば、料金は毎月1000円なのでそこまで変わらない
- 使用できるサイト数に制限がない
これらが理由です。
上位表示しているサイトにXサーバー利用者が多い
僕にとって一番の移行する理由になったのがコレです。
ブログやアフィリエイトをやっている人なら当然ですが、定期的にライバル・競合・市場調査などを行います。
その流れでふと、
と思い、調べてみることに。
サーバーは以下のサイトにドメインを打ち込むと調べられます。
https://tech-unlimited.com/whois.html
その結果がこちら。
もろに「XSERVER」と書かれているので、お分かりかと思いますが、ネームサーバーがXサーバー社のところが非常に多かったわけです。
wpXを使っているところもありましたが、それでもXサーバーユーザーが断然に多いという結果になりました。
もちろん検索順位の結果はサーバーがすべてではありません。
コンテンツが何よりも大事ですが、とはいえ「ページ表示速度」が早いところが優遇されるのは事実です。
実際、エックスサーバーでは「エックスアクセラレータ」と呼ばれるWEBサイトを高速表示させる固有の機能を有していて、それが良い影響を与えているのではないかとも考えられます。
この結果を受けて、
と思って使い始めたのがきっかけです。
wpXレンタルサーバーよりも料金が安い
ややこしいんですがwpXサーバーには「レンタルサーバー」と「クラウド」の2つがあって、クラウドの方は月額500円なのですが、レンタルサーバーの方は
- 初期費用：5000円
- 月額費用：1000円（12ヶ月契約の料金）
となっています。
一方で、エックスサーバーは
- 初期費用：3000円
- 月額費用：1000円（クレジットカード自動更新の料金）
と、wpXレンタルサーバーに比べるとむしろ安いです。
Xサーバーなら所有サイト無制限
その他にも、エックスサーバーでは所有できるサイトは無制限で、しかもWordPressだけでなく、HTMLサイトも構築することができます。
wpXレンタルサーバーでは、10個までしかサイトを持つことができません。
料金が安い「クラウド」の方だと1個しか持てないです。
レンタルサーバーはXサーバーがおすすめな理由
それじゃあ実際に使ってみてどうだったのか？
体験談ベースでお話しすると、実際に感じているメリットとして、
- wpXよりもXサーバー運営のサイトの方がアクセスを集めている
- アクセス制限はまだ一度も発生していない
- クレジットカードによる自動更新ができるので時短
ということが挙げられます。
アクセス数に好影響
まずwpXからXサーバーへと移行したサイトがいくつかあるのですが、移行直後のアクセス数の減少は見られませんでした。
むしろ馴染んだ後は、多少ですが増えているような印象です。
アクセス制限に関しても、今のところは発生していません。
料金の支払いが楽
僕はwpXサーバーに関しては毎回1ヶ月ごとに料金を支払ってサーバーの契約を更新しています。
これがサイト数が多くなると、更新し忘れてしまったりとかで結構面倒だったりするんですよね。
1年分とかまとめて支払えばいいじゃんという話でもあるのですが、それはそれで将来的に忘れてしまいそうですし、何より突然サーバーの調子が悪くなるなどトラブルが起こる可能性も否定できませんので、基本は1ヶ月更新にしています。
その点、Xサーバーではクレジットカードの自動更新機能があるので、かなり時短になっているのも気に入っています。
デメリットはwpXより管理画面が使いづらいか
強いて、デメリットをあげるならXサーバーは
- インフォパネル
- サーバーパネル
- ファイルマネージャー
- WEBメール
など管理画面の項目が多すぎてwpXよりも使いづらいかなと思いました。
まぁそれだけ多機能って意味で、wpXよりもできることが幅広くなっているんですが、初心者にとっては少し分かりづらいかなと。
これから始める方は基本的には「サーバーパネル」のみ使うようにすれば、分かりやすいかと思いますよ。
僕自身、サーバーはそこまで数多く試していないですが、利用にあたっては機能・性能などを調査した上で選択しています。
今のところはXサーバー以上におすすめできるところはありません。
初心者にとっては、初期費用がネックなところではありますが、最初の10日間は無料でお試しができるので、その点は優しいです。
